資金が持つ期間:会計上の利益ではなく純現金消費を使う
実際の入金、支払い、利用可能な現金から一定の消費率を仮定した期間を求め、平均値の限界も確認します。
計算方法
資金が持つ期間は、利用可能な現金が、指定した現金消費のペースでどれだけ続くかを見積もるものです。出発点は会計上の利益ではありません。未入金の請求書が売上に計上されていても、今日使える現金にはなりません。同じ通貨と対応する期間で、実際に受け取った営業上の入金と実際の支払いを使います。利用できない金額は除外し、在庫や未実行の融資を銀行預金に含めないでください。
月間の純現金消費は、月間支払いから営業上の入金を引いた金額です。差額が正なら、利用可能な現金をその消費額で割ると月数が得られます。この単純なモデルは月平均を一定に保ち、残高をゼロまで使うと仮定します。入金が支払い以上の場合、計算ツールは有限の消費期間を出しません。それは将来にわたる資金の安全を保証するものではありません。
- 利用可能な現金90,000
- 月間の純現金消費18,000 − 12,000 = 6,000
- 残高がゼロになるまでの期間90,000 ÷ 6,000 = 15 か月
すべての金額は同じ通貨です。入金と支払いは月額で、平均が一定と仮定します。
計算例
利用可能な現金90,000、月間入金12,000、月間支払い18,000を考えます。純消費は月6,000で、モデル上は15か月です。過去の確認として、残高が4か月で114,000から90,000へ減った場合、平均減少額は月6,000です。ただし、別の資金調達や臨時の現金移動がこの比較を変えていないことが条件です。
資金期間の計算ツールには現金90,000、月間の受取現金収入12,000、月間現金支出18,000を入力します。現金消費率の計算ツールでは、開始残高114,000、終了残高90,000、期間4か月と、同じ入出金を使います。観測した減少と営業上の純消費はいずれも6,000です。月間支払いを21,000に変えると消費は9,000、期間は10か月になります。これは仮定の変更であり予測ではありません。
18,000 − 12,000 = 6,000
90,000 ÷ 6,000 = 15
(114,000 − 90,000) ÷ 4 = 6,000
90,000 ÷ (21,000 − 12,000) = 10
- 支払い:月18,000
- 15 か月
- 支払い:月21,000
- 10 か月
現金90,000と月間入金12,000は固定し、月間支払いだけを変えた仮のケースです。
確認事項と限界
過去の期間に20,000の融資を受けていたなら、終了残高は110,000となり、同じ営業上の消費でも観測した平均減少は月1,000です。資金調達、設備購入、その他の臨時移動を分けてから数値を解釈します。支払日、季節的な入金、必要な最低残高も重要です。平均と併せて日付付きの資金予定表を使ってください。表示月数の間、すべての請求を支払えると計算が約束するわけではありません。